人生の節目である慶びの日は、
「一生に一度の特別な晴れ着」を
身に纏いたいもの。
京都きもの友禅の
「特選技法振袖」は、
熟達した職人による
繊細な手仕事から生まれる
伝統美を存分に表現。
特選技法を贅沢に感じる
晴れ着を、
ぜひお手に取って
実感してください。
*「基本価格」とは当社指定の帯・小物を含むセット価格です。
*モデル着用小物は参考商品です。お選びいただく小物によって価格が変わる場合もございます。
歴史と伝統に培われた「京都きもの友禅」が誇る麗しの技法
先染めされた地布に柄行を合わせて糸で振袖全体を緻密に絞り上げ、一粒一粒に職人の手間が込められたまさに職人技が光る工程です。糸を解いた後には特有の立体感とボリュームのある鹿子模様が表れ、振袖に重厚感と華やかさが加わります。
金をごく薄く伸ばして板状にした「金箔」を貼り付ける部分に型紙を置き、接着剤を塗ってから綿花などで箔を押しつけて彩色する箔加工や、接着剤を置いた生地に、ごく細かい金粉を振り落として染色する「金砂子」などで振袖にコントラストを与え、華やかに表現します。バランスを見極めるのが重要で、専門の職人だからできる高度な技術です。
刺繍技法のひとつで、刺繍針に通せない太い糸や金糸などを木製の駒(糸巻の一種)に巻いて、転がしながら刺繍糸を下絵に沿ってはわせ、細い留め糸で留めていく技法。駒取ともいいます。
刺繍が施された振袖は立体感があってとても豪華に見えます。
室町から桃山時代末期のわずかな時期に現れた絞り染めの一種。50色以上の染料を花によって使い分けた繊細さと、その花に合う美しい立体感を生み出す絞りの技が詰まった技法です。
地布を手作業でひとつひとつ絞ることで生まれる、立体的な文様が特徴の江戸時代に全盛期を迎えた鹿の子絞り。その柄に豪華さを出す繊細な刺繍を加えることで、重厚感と華やかさを両立させた技法です。
絞り染めは手作業で行うため、1日におよそ数百個〜数千個しかできません。また、一つの着物に対して、約20万粒以上縛るため、完成までに数ヶ月〜1年以上かかる大変貴重な振袖です。総絞りが高級品といわれるのは、職人の技術の高さと時間、手間がかかることにあります。
友禅染めした後に箔を施す、桃山から江戸時代に花ひらいた技法。歳月とともに、金銀色箔や金粉などの種類が増え、古き良き伝統技法を受け継ぎながら、新たな進化を遂げている金彩友禅です。
地布を手作業でひとつひとつ絞ることで生まれる、立体的な文様が特徴の江戸時代に全盛期を迎えた鹿の子絞り。その柄に豪華さを出す繊細な刺繍を加えることで、重厚感と華やかさを両立させた技法です。
江戸時代に考察され、古典的な動植物や器物、風景などの絵模様を華やかで高貴な色染めで表現した京友禅。金箔や刺繍などの装飾を施すのが特徴の一つであり、華麗で雅やかな雰囲気が漂います。