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振袖を決めた後に変更・選び直しはできる?
FURISODE
成人式の振袖準備は2年前から始めるのが一般的です。そのため、気に入ったものを選べるようにと早めに探し始め、契約するケースは多いです。しかし、早めに動いたからこそ、「やっぱり選び直しをしたい…」と思ってしまう方も少なからず見受けられます。振袖を決めたあとに変更したり選び直ししたりすることは可能なのでしょうか。
目次
購入から8日以内はクーリングオフ期間
振袖の加工前なら変更できる可能性も
キャンペーンや振袖パックなど限定品の変更は要注意
変更できる期限や内容を確認しておくと安心
店舗でのレンタルは指定の期間内なら選び直せる
ネットレンタルは発送前なら選び直せることが多い
選び直しなら、差額が発生する可能性もある
結論からお伝えしますと、一度決めて予約・契約した振袖を変更、選び直しできるかはケースバイケース。購入かレンタルか、契約内容や購入タイミングなどで異なります。
成人式のためにじっくり検討して決めた振袖。納得して契約したものの、帰宅して落ち着いて考えてみたら、「なんだかちょっとイメージと違うかも…」と感じる方も少なからず見受けられます。
早ければ早いほど、選び直しに対応してもらえる可能性が高いため、予約・契約済みの振袖を変更したいと思ったら、早めにお店に連絡をしましょう。
振袖を購入し、お仕立てのための採寸が終わっている場合でも、選び直しできる可能性はあります。
購入した振袖を選び直せる期間や、選び直しの際の注意点をお伝えします。
クーリングオフとは、一定期間なら契約や申込みの締結を見直せるよう、無条件で契約・申込みを解除できる制度のこと。訪問販売や展示会などで振袖を購入するとクーリングオフの対象となり、契約や申込みから8日間は無条件で解除できるようになっています。
通信販売はクーリングオフ制度の対象外となりますが、お店によってキャンセル特約などを設けていることがあります。購入前に「特定商取引法に基づく表記」をチェックしてください。
既製の振袖を購入した後にお仕立て直しをしたり、反物を購入して自分サイズに仕立ててもらったりすることも少なくありません。クーリングオフ対象期間内だったとしても、お仕立て作業に入ってしまった後では選び直しやキャンセルができない可能性があります。
反対に、クーリングオフ期間を過ぎてもお仕立てに入る前なら、振袖の変更などに対応してくれることも。契約書や申込書はしっかり読み、大切に保管しておきましょう。
「期間限定キャンペーン」や「成人式特典」、振袖と写真撮影がセットになった「前撮りパック」などで振袖を購入した場合、選び直しや変更条件が通常購入と異なる場合があります。
おトクに振袖を購入できる分、選び直しや変更、返品、キャンセルの条件が厳しめになっている可能性があるため注意しましょう。
振袖を契約する際に、「いつまでなら選び直しやキャンセルができるのか」「選び直しやキャンセルの手続きはどうしたらいいのか」などを確認しておきましょう。
クーリングオフ期間を過ぎたり、お仕立てに入ったりして振袖の変更や選び直しができない場合でも、未使用の帯や足袋、草履やバックなどなら交換・返品できる可能性があります。
振袖の選び直しができる期限とともに、変更できる内容も確認しておくと安心です。
レンタルの場合も、予約後の変更や選び直しは可能です。振袖レンタル時に気をつけておくべきポイントをお伝えします。
店舗で振袖レンタルの予約をした場合、クーリングオフ制度の対象とはなりません。しかし、「予約から3か月以内」「成人式の3か月前まで」など、振袖を変更できる期限を設けているのが一般的です。
ただし、一口にレンタルといっても、お仕立て上がり品のレンタルか、オーダーレンタル(ファーストレンタル)かによって条件は変わります。
オーダーレンタルの場合、振袖契約後にお仕立てが入るため、購入と同じような変更・キャンセル条件になっている可能性もあります。
最寄りの店舗がなくても気に入った振袖を選べ、気軽に利用しやすいネットレンタルは、既製品をレンタルしていることが多いです。お仕立てが入らないため、「振袖を発送する前まで」など直前の変更にも対応してくれる可能性があります。
また、レンタル振袖の配送後でも、着用前で返送料を負担すれば変更できるケースも。予約時に、選び直しやキャンセルなどの条件を確認しておきましょう。
予約・契約済みの振袖を選び直したりキャンセルできたりする場合でも、違約金やキャンセル料が発生することもあります。
また、予約・契約から時間が経つほど、違約金やキャンセル料は高くなる傾向があるため注意しましょう。
成人式直前になって振袖レンタルをキャンセルする場合、着用しなかったとしても費用は全額かかるケースもあります。
振袖の選び直しをする際、すでに予約・契約していたものと新しく選んだものとで差額が発生したり、選び直せるものに制限があったりする可能性もあります。
例:20万円の振袖を契約済み→20万円までならOK。20万円以下のものを選び直しても返金はなし
例:20万円の振袖を契約済み→25万円のものを選び直したら5万円を追加で支払う
例:20万円の振袖を契約済み→10万円のものなら選び直せる
など、差額の取り扱いについてはお店によります。
選び直しの条件や、予約・契約済みの振袖との差額の計算方法、差額の支払い方法などは事前に確認しておきましょう。
成人式のためにじっくり選んで決めた振袖。早めに準備したものの、成人式が近づくにつれて好みが変わり、予約・契約後に選び直しをしたくなる方も見受けられます。
振袖の選び直しや変更ができるかどうかはケースバイケース。購入方法やレンタルするお店、選び直しを申し出る時期などによって対応してもらえるかどうかが変わります。選び直しや変更をしたいと思ったら、まずは契約条件を確認し、振袖を手配したお店へ選び直しや変更したいと伝えましょう。
モヤモヤを抱えたままにせず、成人式当日はお気に入りの振袖をステキに着こなしてください。